猫の日なのに、犬の写真を貼る
2/22はにゃんにゃんにゃんで猫の日です。
猫も好きなんですが、猫には好かれません。
冗談抜きで、一度も触ったことがありません。
猫カフェに行っても、一度もさわれませんでした。
と言うわけで、猫写真はないので、我が家の犬写真を貼ります。
まずは、ぷりんちゃん。
晩年の写真なのでおばあちゃん感があります。
飼い主の無知で、病気をさせてしまいましたが、長生きしてくれました。
永遠の娘であり妹です。愛してます。
ゴローくん
体は大きくて力持ちだけど、すごく甘えん坊で、けれど言うことをよく聞き、弟たちのしつけも頑張る良い子です。
あらしくん
歩く姿が馬のように美しい。
でも、自分が一番じゃないと気が済まない少しわんぱくさが残る男の子です。
むさしくん
未だに一番落ち着きのない困った男の子。
でも、遠吠えをさせたら誰にも負けません。
ひがしくん
弟3匹の中では、一番大人しく少しビビりな男の子。
気を許すまでは時間がかかりますが、一度懐くとべったりです。
この子たちの前にも、それはそれは賢くて可愛い子たちがいましたが、今のスマホには写真がないので、泣く泣く割愛します…
24歳の従姉妹の結婚観
24歳の従姉妹がいるのですが、母親の影響で少し口が悪いのです。
身内のひいき目かもしれませんが、顔立ちは可愛らしいのに、びっくりするような毒を吐くことがあります。
特に、父親の悪口が多いようで。
というのも、両親の不仲がかれこれ10年ほども続いておりまして、母親から父親の悪口を聞かされて育ってきたんです。
夫婦間のことはわからないので、私も含め親族は口は挟んでいないのですが、やっぱりよくないですよね…。
一昨年にその従姉妹の兄(26)が結婚し、今週末には別の従姉妹(30)の結婚式があります。
それで、母娘で結婚に関する話になったそうなんですが、その従姉妹は「おっかあを見てると、結婚する気にならへん」と言ったらしいです。
たしかに、両親の不仲を見て育ってきたらそういうものかもしれませんね。
そう言われてしまい、当のおっかあも何とも言えなかったと。
そりゃそうですよね。
それを聞いて、私はこう思いました。
24歳の女の子が「おっかあ」て!!
おしんか!!
偽善でも恩は返せ
台湾で大きい地震が発生し、死傷者が出ています。
行方不明の方も、まだ多数いて、懸命な救助活動が行われています。
一人でも多くの方の無事を祈りたいと思います。
台湾は、東日本大地震のとき、多額の支援してくれました。
もちろん、アメリカや中国、韓国など他にもたくさんの国が、支援をしてくれました。
そして、今回の震災を受けて、インターネット上では、台湾への支援を送りたいという声が高まっています。
先程、私もYahoo!基金を通じて少額ではありますが、支援をしました。
この様に自分の善行を吹聴するのは好きではないのですが、これを目にした誰かのきっかけになれば。
私は西日本在住の為、東日本大地震による直接的な被害はありませんでしたが、それでも海外の方々の支援と励ましの声は、とても嬉しいものでした。
キナ臭い事ばかりの昨今だからこそ、他者のためにも自分たちのためにも、行動を起こしたいのです。
物事の表面しか見えてない事って、たくさんある
一人遊びって割と得意です。
そんな一人遊びのうちの一つが、映画。
The・娯楽だし、好きな人多いと思います。
私の場合は、劇場に足を運ぶのは年に数回で、主にレンタルしてきて、家で見る事が多いです。
それで、最近見た作品がコチラ。
- 出版社/メーカー: キングレコード
- 発売日: 2017/07/21
- メディア: DVD
- この商品を含むブログ (1件) を見る
平和な田舎の村に、得体の知れないよそ者がやってくる。彼がいつ、そしてなぜこの村に来たのかを誰も知らない。この男についての謎めいた噂が広がるにつれて、 村人が自身の家族を残虐に殺す事件が多発していく。そして必ず殺人を犯した村人は、濁った眼に湿疹で爛れた肌をして、言葉を発することもできない状態で現場にいるのだ。 事件を担当する村の警官ジョングは、ある日自分の娘に、殺人犯たちと同じ湿疹があることに気付く。ジョングは娘を救うためによそ者を追い詰めていくが、そのことで 村は混乱の渦となっていき、誰も想像できない結末へと走り出す――(公式HPより)
そして、コチラ。
- 出版社/メーカー: ポニーキャニオン
- 発売日: 2016/09/21
- メディア: DVD
- この商品を含むブログを見る
家族と過ごす感謝祭の日、平穏な田舎町で幼い少女が失踪(しっそう)する。手掛かりは微々たるもので、警察(ジェイク・ギレンホール)らの捜査は難航。父親(ヒュー・ジャックマン)は、証拠不十分で釈放された容疑者(ポール・ダノ)の証言に犯人であると確信し、自らがわが子を救出するためにある策を考えつくが……。
今気づきましたが、偶然にも両方とも娘を助けようと奔走する父親の話ですね。
「哭声」は韓国映画ですが、何と日本の俳優・國村隼さんが重要な役で、出演しています。
「國村」が「コクソン」と読めそうなのは意図的なのか、偶然なのか分かりませんが、結構ハードな役どころです。
一応、サスペンススリラーと紹介されていますが、ぶっちゃけるとホラーだと思います。そして、かなりグロいです。
怖いの苦手なんで、ビビりながら見てました。笑
でも、この映画を見て、サスペンスだと感じるか、ホラーだと感じるか(またはその他かもしれません)、人によって別れるところが、まさに肝です。
次に、「プリズナーズ」。
こちらはホラーだったりはしません。
行方不明になった娘を取り戻すために、半狂乱になる父親の話です。
暴力描写が苦手な人は、ちょっと目を背けたくなるところはあるかもしれません。
それで、何故この二作を取り上げたかというと、両方とも知識がないと、表面だけを見て終わってしまう作品だからです。
ぶっちゃけ、解説や考察を見てなかったら、私自身も、よく分からないホラー映画といい感じのサスペンス映画だな、くらいの感想しか持ちませんでした。
両者に共通するキーワードは、"宗教"です。
キリスト教ですね。
両方とも、聖書からの引用で始まっているので、大ヒントを与えられているのでしょうが、日本人の大半には縁遠いですからねぇ。
そして、そのキリスト教に関する知識を持って見ると、制作側の真意が見えてきます。
特に、「哭声」はストーリー的にも、その要素があって、登場人物たちの物事の捉え方で、命運が決まってしまいます。
結局、人は多くの場合、自分が見たいものしか見えない、あるいは見たいように見るものです。
こんな風に、映画に限らず、真意や真実を見落としている事が、たくさんあるのだろうと思わされた出来事でした。
今年印象に残った言葉③
どうせなら、3つとも書き終えて、新しいパンツに履き替えた様な、すかっとした気持ちで元旦を迎えよう。
芸術に賭けようとするくらいの人間なら、自己愛と自己嫌悪は猛烈に渦巻いている筈だ。それを殺すことはない。もっともっと激しくのたうち、からみ合わせる。その相克は人間の究極のドラマだ。しかし、乗り越える方法はある。乗り越えなければならない。それが芸術なんだ。-岡本太郎
私は結構、自己愛、つまりナルシズムと言うものに嫌悪感がありまして。
SNSなんかで、やたら自分の写メをupする人達とか、露骨に態度に出る人とか苦手なんですよね。
じゃあ、お前はどうなんだと言われると、あるんですよね、自己愛。
割合で言えば、9割くらい嫌いな部分なんですが、たまに自己愛を自覚してしまう瞬間がありまして、それがまたたまらなく嫌で。
自己愛が全くなければ、おそらく人間は生きていけないだろうと言うことは、承知してます。
でも、だからこそ、それを普段は嫌悪感で覆い隠して、見て見ぬ振りをしてるんです。
それで、思うわけです。
他の人はどうなんだろう、と。
自分と同じ様に、自己愛と自己嫌悪の揺り戻して参っている人や、自己愛がダダ漏れしている人はわかりやすいので良いのですが、そうではない方々は、どの程度自己愛に自覚的なのだろうと。
たぶん、たぶんですけど、ほぼ無自覚なのではないでしょうか。
きっと、生存の為に必要最低限な分量の自己愛には、無自覚なはずです。
臓器を動かすのと同じ様なものではないでしょうか。
そんな当たり前のことを掘り下げてしまうから、私たちは「あれ?呼吸ってどうやるんだっけ?」となって、窒息しそうになるんですよね。
書いていてバカバカしいですが、こう言うことを考えること自体、濃密な自己愛の垂れ流しでしかないんでしょうね。気持ち悪い。
岡本太郎氏は、『芸術に賭けようとするくらいの人間』に絞って発言されていますが、凡人も内側に自己愛と自己嫌悪を渦巻かせていてもいいのでしょうか。
アウトプットが出来ず、どこかで破綻するのでしょうか。
そんな全てをゆっくりと諦め、翌朝には萎んでいる風船の様に、この渦巻く何かをちょろちょろと漏らしていける日が来ることを祈って、新年を迎えようと思います。
みなさま、良いお年を。