北朝鮮界隈が緊迫している

ここ連日連夜、ニュースで報道されるので嫌でも耳に入ってくる北朝鮮関連のニュース。

 

ついに今日は、小松左京の名作よろしく、日本列島沈没宣言までしたそうな。

もう、すごい体を張った全世界に対するボケなんじゃないかと思えてくる。

 

確か、以前に、イギリスだかのメディアが、「北朝鮮が太陽に有人ロケットの着陸に成功したと発表した」みたいな、さすがの冗談かましてた気がするが、アレに乗っかった高度な自虐ネタなんじゃなかろうかという気もしてくる。

わかってる。比喩だよね、比喩。

 

慎ましく生活してる市民からすると、何で君たちお互い仲良くできないの!!と、当然ながら思ってしまうが、育ってきた環境が違うから、好き嫌いは否めないんだろう。

 

トランプにしたって、金正恩にしたって、一国のトップなんだから、全面戦争になるような事態は回避してくれると信じたいが、古い阪神ファン並みにおらいてまえ的に暴走しないとも言い切れない。

 

twitterでも、もちろんトレンドに上がり、たくさんの人が不安がっている。

中には、「日本人は危機感が足りないよ!」なんて、誰に対してか怒っている人もいる。

 

言いたいことはわかる。

僕も不安さ。

けれども、だからって何をすればいいのかね?

水や食料を買いあさり、仕事を辞め、ミサイルが飛んでこなさそうな田舎に疎開し、核シェルターに身を潜めれば、危機感を持っている認定が頂けるのだろうか。

憤ってる本人ですら、そう言いながら以前と変わらず、職場や学校に通い、友人や恋人と外出し、スマホをぽちぽちしているんだろうし。

 

もちろん、僕も何もしていない。

仕事はやめないし、休みの日はひたすら一人で映画を見たりして、だらだらと変わらぬ無駄な人生を過ごしている。

でも、やはり心の奥底に不安が、澱のように堆積している。

ジムに行って運動するかと思うが、ミサイルが飛んできて木っ端微塵になるなら、腹の肉を多少減らしたところで何になるという気持ちが湧き上がる。

そんな感じで、北朝鮮関連のニュースは、確実に精神に暗い影を落としているわけだ。

 

とあるCMで、中田氏は「無駄な事は、分からない事に対して悩む事」というような事を仰っていたが、なかなかその境地に至るのは、今の自分には難しそうである。