少年たちの夢を後押しする玩具が登場!!
その名は、【ペロッとアイスDJ】!
タカラトミーアーツとKORGのコラボレーション商品で、スティックアイクを刺して、ペロッと舐めると音が出るのだそうだ。
KORGには、ギターのクリップチューナーでお世話になっている。
それはさておき、これをどう使うかだ。
楽器であり、かつ舐めるもの…
さあ、かつて性少年であり、青少年だった聡明な男性諸君なら、もうここで大方察しがついただろう。
なんなら、残りは読まなくて良いくらいだ。
そう、リコーダーだ。
誰もいなくなった放課後の教室で、好きな女の子のリコーダーを舐める。
これはもう、青春の1ページの定番である。
先に言っておくが、僕はやってない。
(※画像の少年はリコーダーを吹いている。断じて、舐めているわけではない。)
初恋の女の子は、走るのが早く性格も良くて、異性はもちろん、同性からの人気も高かったペコちゃん似のYさんだ。
現在では、人妻になり3人の子供たちの母親だそうだが、同級生曰く三十路を越えても、依然可愛らしさと美しさを兼ね備えて変わらないそうだ。
また、僕の人生の最初の記憶は、廊下で彼女と言葉を交わした事である。
それ以前の事は、断片すら記憶していない。
それほど、好きだったのだ。
それでも、僕はやってない。
何故か?
罪悪感があり、そして、勇気がなかったからだ!
ルールに縛られて我慢できる恋愛は、恋愛じゃないと言われようとも、やっぱり人を傷つけてはいけない。
親の教育の賜物である。
まあ、いいや。
それで、なんだっけ?
そうそう、ペロッとアイスDJを使えば、同じように好きなあの娘(コ)のリコーダーを舐める事に躊躇している迷える性少年を、救い出せると考えたわけだ。
一応言っておくが、考えたのは僕で、タカラトミーアーツとKORGではない。
素敵な等価交換
方法はこうだ。
- ペロッとアイスDJを好きな女の子に与える
- 彼女がひと舐めふた舐めして、ペロッとアイスDJを楽しむ
- 自然な流れでペロッとアイスDJを取り戻し、すかさず舐める
すると、どうだ。
女の子には、アイスの美味しさと玩具の楽しさが提供され、少年は計り知れない興奮と素晴らしい記憶を手にいれるのだ。
これが成功すれば、
普段の喧騒が信じられないほど、静まり返った教室で行われる帰りの会。
すすり泣く意中の女の子と、怒り心頭に発した顔の担任教師。
そして、生きた心地がしない状態で、動けぬ犯人の男の子。
こんな地獄の様な黒歴史を抱えたまま生きる人間を、生み出さずに済むのだ!
なんと画期的なことか。
今、リコーダーを舐めるか舐めまいか、必死に葛藤している少年よ。
先人たちの過ちに学び、
ペロッとアイスDJを買え。