トラウマの日

今日は、長崎に原子爆弾が投下された日です。

6日は、広島に原子爆弾が投下された日です。

日本人の大半は、毎年この話題から逃れられないでしょう。

 

個人的な核兵器放射能に関する経験(記憶)は、学校で読んだ「はだしのゲン」、8/6・9に放送される特別番組、「ゴジラ」に代表される古い特撮番組、「ターミーネーター」など。

近年では、「はだしのゲン」が学校から消えて行ってるそうですが、どうなんでしょうね。

人間って、よほどの恐怖体験がなければ、どんな悲劇も忘れて、愚行を繰り返す生き物だと思うんですよ。

実際に経験する事は出来ないから、体験談や創作物で、恐怖を与え続けないと。

 

はだしのゲン」に怯えて、風呂に入るたびに「今、窓の外に強烈な光が見えたら、潜れば助かるかも…」

「爆発はまぬがれても、被曝する」

「自分はとりあえず無事でも、被曝して恐ろしい姿になった家族を見ることになるかも」

なんて考えてたのも、他人の記憶を観察しているような靄がかったものになってしまったし。

 

他にも色々書きたい事はあるけれど、配慮すべき事が多すぎるので、割愛。

ただ、なんと言うかこのブログで言いたかった事は、核兵器撤廃!とか世界平和!とかでは無く、人間が関知できる範囲は狭いんだよっていう諦念です。