10月が終わる

10月が終わる(なんか詩的)。
経理のおばさんが横領してなければ、9年過ごした大阪を離れ、実家に引っ越す筈だった。

34歳という、なんかよく分からんけど色々ギリギリな感じのする年齢で、先のない会社に留まることになった。

本音を言えば、転職への不安が霧散した事で気は楽になった。
でも、ほんの少し先延ばしにしただけの事だし、これが吉と出るか凶と出るかは今の所知る由もない。

のちに振り返った時、選択を誤ったと悔やむことになるのか、何事もなく忘れ去る僅かな期間となるのか。

とりあえず今はお金を貯めよう。