婚活をしようかと考えた話

こんな夢を見た-(黒澤明風に)

父親が帰宅した。

車を停める音がして、しばらくすると歌う声が聞こえて来る。

父親の声と、小さい女の子の声。

近所の子供とじゃれているのかと思い、母親と様子を見に外へ行くと、父親ひとりだった。

 近所から聞こえる女児の声に合わせて、勝手に歌っていたのだ。

母親が僕に言った。

「ああやって、孫と遊んでいる仮体験をしてるのよ。」

ものすごく怖くて、ありえないほど切ない-(ジョナサン・サフラン・フォア風に)

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毎年、誕生日の日にはメールをくれるんですが、お祝いの言葉に「良い人を見つけてください。」と一文添えられている…。

正直、言われると辛いけども、そりゃそうっすよね。

ごく普通に生きてきた人間ならば、大多数が家庭を持ち、子を授かり、孫が見たいと思うのは当たり前である。

ここ最近でこそ、結婚しない人が増え、少子化が進んでも、個人の自由の尊重が(過剰気味に)叫ばれるけれど、両親の世代ではまだまだ違和感のある事だと思う。

祖父母も亡くなり、今や自分の生きる意味は両親のみなので、何とか孝行したい…。

なので、婚活をしてみようかと考え中。

想像するだけでゲロ吐きそうだけっども…。

何か進展あれば、また書くかも。